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【感想まとめ】「夫婦神話」を捨てたら幸せになっちゃいました(著:心屋仁之助)

読書メモ

こんにちはFumiko@です。

今回は心屋仁之助さんの『「夫婦神話」を捨てたら幸せになっちゃいました』を紹介します。

本の紹介

概要

「夫婦たるもの、こうあるべき」という夫婦神話。

常に仲良しで行動を共にしたりするおしどり夫婦や、いい母・いい妻にならなければいけない、という~であるべき!を捨てましょうと心屋さんは言います。

またご自身の経験から、夫婦のいざこざは謎のマイルールを押し付けることで起こるとも。

食べ物は残さず食べなければいけない。結婚したら夜遅くまで外出してはいけない。

などの謎のマイルールを押し付けない+自分も破ってみることで人生を劇的に変える事ができます。


また夫婦はお互い違う生き物だということを理解する事が重要で、大体の問題は性格の不一致ではなく、性質の違う生き物であるという理解が不足しているから。

意識が「飛ぶ族・飛ばね族」やリアクションの違う「めっちゃ族・ふーん族」など心屋さんの日頃の観察研究から発見されたそれぞれの性質の違いを理解することで、相手を理解する事ができます。


自分と同じということを求めず期待せず、2人の違いを楽しむ。

そしてお互い無理に頑張らずに、好きなこと・やりたいことを楽しむ。

今までの夫婦関係を見直させてくれる一冊です。

著者について

心屋仁之助さんは1964年兵庫県生まれ、心理カウンセラー。

佐川急便の管理職として働いていたが、家族の問題をきっかけに心理療法を学び始める。

カウンセリングを通した性格の改善が専門。

京都を拠点とし、セミナーや講演、カウンセリングスクールを運営。

『心屋仁之助のずるい生き方』『ゲスな女が、愛される』など著書多数。

この本を読んでわかること

・自分とパートナーは全然違う生き物だということ
・それを理解した上で、どうコミュニケーションを取ればいいのか

おすすめな人

・パートナーとの関係がうまく行ってない人
・パートナーの言う事なす事が理解できない人
・パートナーとは性格の不一致かもと悩んでいる人

プチ情報!
この本は時々、Kindle Unlimitedの読み放題に入っています。

私はKindle Unlimitedに入ってもう4年くらいになりますが、読みたい本がたくさんあって毎月980円でも十分元が取れるのでオススメです!

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感想

この本を手に取ったきっかけは、ズバリ彼に色々注意するのが嫌になったから。

私は結構きれい好きで、物は見えるところに置きたくないというのが信念です。

一方、彼は出しても(すぐ)仕舞わない、開けても(すぐ)閉めない、といったタイプです。

目下の問題は、彼がテレビのリモコンとゲームのコントローラーをソファに置きっぱなしにすること。

この前はさらにヨガマットも丸めて置きっぱなしにしていたのです。それで(優しく)指摘したら逆ギレ→大喧嘩に笑



今までも夫婦間の違いについて、たくさん考えてきたことが、この本を読み私の中で一つの流れとして以下のようにまとまりました。

流れ

(1)マイルールを自覚 → (2)この人は全く違う生き物なんだと理解する → (3)違いを楽しむ


(1)まず何か問題やイライラする事があったら「これはマイルールか?」と自問すること

まず自分が自分に課しているマイルールを自覚すること。

リモコンはソファに置きっぱなしにしてはいけない!なんて完全にマイルールですよね。

他の人からしたら知らんがなって感じです。

でも自覚する前は無条件に「そうあるべきでしょ、常識でしょ?」と思ってました。



面白いことに、私がマイルールを破って部屋を散らかし始めると、夫が逆に片付け始めます笑。

前にどこかで読んだんですが、夫婦はポジティブとネガティブの均衡を保つそうです。

妻がネガティブな時は夫がポジティブ側になり、夫がネガティブな時は妻がポジティブになるというような。

もしかして部屋の散らかし具合は(はたまた家事全体にも言えるのかもしれないけど)パートナー同士でバランスを保っているのかもしれません笑。



この本ではあまり語られていなかったのですが、マイルールだと自覚しても本当に嫌なことは話し合いすればいいと思います。

その時にどうやって話すかについてはアサーションとかの本が参考になると思います。

流れ

(1)マイルールを自覚 → (2)この人は全く違う生き物なんだと理解する → (3)違いを楽しむ


(2)この本を読むまですっかり忘れていたのですが、私の夫はフランス人です笑。

なおさら、育ってきた環境が違うから~♪(古い?)です。



自分の周りにいるパートナーや友達は、もちろん私が好きで選んだ人たちなので、私とほぼほぼ同じような人間だと錯覚してしまいます。

でも違うんですね。例えば、この本の中に「めっちゃ族とふーん族」という生物の違いが出てきます。

めっちゃ族は料理の感想でもすぐに大袈裟に「めっちゃ美味しい!」と言う。

それに対してふーん族は美味しいと思っていても「そうだねー」とリアクション薄め。

まさに私はめっちゃ族で夫はふーん族でした。今まで「美味しい!」は料理を食べてすぐに言えと夫に強制さえしていました笑!



そうなんだ、私たちみんな一人一人違う人間なんだ!と改めて気づいた私。

私にとって夫は宇宙人くらいに思おうかと思います。夫にとっても私はいち宇宙人でしょう。

それで気の合うことがあれば「奇遇だねー!」くらいな感じでいいんだと思います。

別に自分と性格が瓜二つだから好きになったわけじゃないですよね。

流れ

(1)マイルールを自覚 → (2)この人は全く違う生き物なんだと理解する → (3)違いを楽しむ


ちょっと前にインスタで夫が散らかした物をアップしているアカウントを見つけました。

どうやらもっと前から有名だったみたいなので知っている人も多いかもしれません。

@gomi_suteroさんです!

旦那さんの散らかし方がまた芸術的で、奥さんのツッコミもすごく面白いです。

こうやってイラっとすることをネタにできたら、もうそれはイラっとしなくなりますよね、むしろネタを発見して嬉しい笑!

まさに「お互いの違いを楽しむ」です。

うちもブログのネタにできるかはわかりませんが、「何これー信じられなーい、ウケるんですけどー!」みたいなノリで違いを楽しもうと思います。

読後の印象

なんで言ってもわかってくれないんだろうと思って悩んでいたことは、謎のマイルールだったということに気が付きました。

フランスで自由に生きてきた私の夫にとって、私の謎のマイルールを押し付けられることは、さぞ苦しかったでしょう笑。

マイルールは私にとっては自然にやっていることなので、まずは私が私にどんなマイルールを課しているのか自覚することから始めようと思います。

心屋さんの本はとてもわかりやすくて、2時間くらいあれば読めるのでオススメです。

一言まとめ
「好きになった人は宇宙人だと思うことにする!」


ということで今回は心屋仁之助さんの『「夫婦神話」を捨てたら幸せになっちゃいました』を紹介しました!

それではciao!


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