こんにちはFumiko@です!
今回は岡田斗司夫さんのプチクリ!好き=才能!を紹介したいと思います。
本の紹介
長い間どうしたらもっとクリエイティブになれるかと漠然と悩み、いろんな本やサイトを探してきましたが、今回ついにその答えが見つかったように思います。
この本のタイトルや表紙からしてあんまり期待できないと思っていませんか?
(悪口じゃありません笑、でもタイトルも表紙も可愛いので説得力なさそうだと思ってしまったのは内緒)
とても読みやすくわかりやすいですが内容が濃く、クリエイティブな活動を始めたい人の背中を押してくれる一冊になっています。
プチクリとはプロではないが楽しんで自由にクリエイティブしている人という意味で本書では使われています。
著者の岡田さんはプロデューサー・評論家・文筆家・実業家・企画者・講演者などとても幅広く活動されていますが、自身もまたプチクリだと仰っています。
この本の初版はなんと2005年ですが、むしろ現代にとても合った考えだと私は思いました。
というのも今の時代、本業だけでなく複数の活動を行うことで人生を豊かにしたり副収入を得たりするというライフスタイルが広まってきています。
その道一筋のプロという生き方だけでなく、自分の興味のあること(好き=才能)を気軽に始めて、インターネットで発信することもできます。
なんだかワクワクしますよね!
プチ情報!
この本は私が知る限り、いつもKindle Unlimitedの読み放題に入っています。
私はKindle Unlimitedに入ってもう4年くらいになりますが、読みたい本がたくさんあって毎月980円でも十分元が取れるのでオススメです!
Kindle Unlimitedに入っていない方はこの機会に入ってみてはいかがでしょうか^^
要約
プチクリとは
まずクリエイターにおけるプロとアマの違いは、生活のためにクリエイターをしているかどうかです。
プロになるという時点で競争が激しくハードルが上がります。
かつ仕事のノルマや義務、やりたくない付随した仕事も出てきます。
しかしプチクリは生活のためにクリエイターをしていない。
純粋に自分の好きなことを自由に作り出し発表をしている人です。
マンガ好きはプロのマンガ家になることだけがゴールではないと著者は言っています。
本来クリエイターにとって大切なことは「好き」という気持ちを表現すること。
プロになりたい人もとりあえず気軽にプチクリから始めてみることを勧めています。
才能の見つけ方
まず前提として全く興味がない、好きになれないことは才能がないと言えます。
逆に好きなこと、興味があること、わかることは才能があることです。
例えば「ワインが好き、少しフルーティーな味のワインが好き」というのはすでにワインの味がわかるということで才能があるということです。
自分の好きなこと
興味のあること
大切にしていること
こだわりを持っていること
お気に入り
など
これらを紙に書き出します。それがあなたの才能です。
その中から表現できることを見つけます。それがあなたのプチクリです。
プチクリとは自分だけが楽しむのではなく、表現して外に発表することで人を喜ばせるような活動を言います。
表現力が大事
これで自分の才能と、プチクリとして表現できることがわかりました。
ここで大切なことが二つあります。
表現方法を増やすことと表現力を伸ばすことです。
表現方法を増やす
「スイーツが好き=パティシエになる」だけが表現ではありません。
才能を組み合わせて自分だけの表現方法を見つけることができます。
スイーツ×ブログ=スイーツ評論家
スイーツ×絵=スイーツ画の個展を開く
スイーツ×イベント=スイーツ好きのオフ会を主催する
などなど。
表現力を伸ばす
才能は少ないより多いことに越したことはないですが、もっとも大切なことは表現力だと著者は言っています。
ここでの表現力とは才能を引き出す力のこと。
映画化もされた小説スタンドバイミーで有名な小説家スティーブン・キングはこのような言葉を残しています。
才能というのは、研いでいないナイフのようなものだ。
スティーブン・キング
毎日、ただ毎日描き続ければそのナイフを研ぐことができる。
例え才能が少なくても毎日継続してナイフを研ぐ。
これが表現力を伸ばし才能を引き出すと言うこと。
それが小さい規模だとしても人を喜ばせるような力を発揮することにつながります。
自分のやりたいことが決まったら今すぐにプチクリと名乗りましょう。
将来マンガ家になりたいと言うより、私は今日からプチマンガ家だと言ってしまう。
大学生が社会人になって、中身も社会人ぽくなるように、自分はプチクリだと自覚すれば中身もプチクリになります。
視点を変えることで行動や見えてくるものが変わってくるのです。
感想・今後どうするか
この本、今すぐプチクリしたくなってきます!
軽い気持ちで始めてみればいいんだと励まされました。
私は小学生の頃、服のデザイナーになるのが夢でした。
でも自分にはそんな才能はないと諦め、今はモデリスト(パタンナー)をやっています。
でもやっぱり自分で作った服を着るのは嬉しいし楽しい。
なので私はプチデザイナーになると決意しました。すでにブランド名も決めました笑。
別にシャネルやディオールのような大きなブランドになれなくてもいい。
誰かに届いたらいいなという想いでやっていこうと思います!
この本とは別にたまたま厚切りジェイソンさんのインタビューを読んだんですが、彼も同じようなことを言っていました。
“何かをやる=人生を掛けてやる”と思っている人が多い気がする。だから、悩んでしまって一歩が踏み出せないんじゃないかな。もっと気軽に考えればいいのにね。
厚切りジェイソンに学ぶ「やりたいことを見つけるヒント」 by タウンワークマガジン
私はプチライターでありプチデザイナー、プチパン研究家で、他にもたくさんプチクリしたいことがあります。
あなたはどんなプチクリですか?
一言まとめ
「プチクリと名乗り、継続していくことから始める!」
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