こんにちはFumiko@です。
今回は梶本修身さんの『寝ても寝ても疲れがとれない人のための スッキリした朝に変わる 睡眠の本』を紹介します。
本の紹介
概要
あなたは睡眠すること自体が目的になっていませんか?
睡眠は疲労を回復させるための手段であって、何時間寝るとか、眠りの深さがどうというのはそのためのパラメータでしかありません。
ではどうやったら睡眠によって完全に疲労を回復することができるのか。
その問いには自律神経が深く関わっています。
自律神経は呼吸や消化吸収、血液循環、体温、心拍数を調整しています。
また私たちが寝ている時はそれに加え睡眠のリズムや深度も調整しているのです。
日中、激しい運動や仕事のしすぎなどで自律神経を酷使すると、自律神経の機能が低下し、良い睡眠が得られず、疲労が回復しません。
また寝ている間の環境が悪く、暑かったり寒かったりしても自律神経が体温の調整をしなければいけないので睡眠の質が落ちてしまいます。
この本では、朝起きた時に疲労が回復されている状態になることを目的とした、睡眠環境の改善や身につけるべき普段の習慣について詳しく説明されています。
著者の紹介
著者の梶本修身さんは1962年生まれ。
疲労医学を専門にしている医学博士、医師。
大阪市立大学大学院医学研究科疲労医学講座特任教授(~2020年3月)。
東京疲労・睡眠クリニック院長。
『ホンマでっか⁉TV』や『ためしてガッテン』などテレビでも活躍。
著書に『すべての疲労は脳が原因』『「疲れないからだ」になれる本』『なぜあなたの疲れはとれないのか?』など多数。
プチ情報!
この本はよくKindle Unlimitedの読み放題に入っています。
私はKindle Unlimitedに入ってもう4年くらいになりますが、読みたい本がたくさんあって毎月980円でも十分元が取れるのでオススメです!
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感想
勉強になったこと1
自律神経まじで大事。
巷で自律神経は大事って叫ばれてるのは知っていましたが、なんとなく複雑そうなのでスルーしてました。
まさか睡眠の本で自律神経に出会うとは。
結局、私たちが生きているうちは自律神経がいつもいつも働いているわけです。うちのお母さんみたいです。
だからなるべく働きすぎないように、気をつけないといけない。
これを機会に自律神経についてもっともっと勉強したくなりました。
勉強になったこと2
いびきがあるのは悪い睡眠のサイン。
いびきは気道が狭くなっている状態なので、呼吸がしずらくなります。
酸素が足りなくなるので、自律神経がもっと空気を吸い込むように指示を出します。自律神経フル活動、寝ている間も疲労回復せず。
私は自分でわかっているだけでも、歯軋り+少しいびき+鼻が詰まって口呼吸で口が乾くなどの問題があります。
ということは私の自律神経、寝ている間も大忙し。これにまず対策を打たねばと思いました。
勉強になったこと3
明日の朝〇〇時に起きる!と意識して寝ると、自己覚醒して翌朝思った時間に起きられる。
以前紹介した早起き本『人生を変えるモーニングメソッド』にも同じことが書いてありました。
精神論的なことかと思っていましたが、この本でも出てきてびっくりしました。
体内で覚醒をつかさどるコルチゾールという分泌のリズムが変わることによって、約半数の人が起きられるようになるそうです。
自己覚醒は体内のホルモン分泌の働きによって目を覚ますので、通常よりスッキリ起きることができます。
スッキリした朝に変わる 睡眠の本
目覚ましを使わずに起きれたら最高ですよね。休日に試してみたいです。
TO DO
・鼻うがいをする
鼻炎持ちなので、寝る前に鼻うがいをしてみようと思います。これで睡眠中の呼吸を改善できたらいいな。
・日中・睡眠中の体温調整に気をつける
私はしょっちゅう暑かったり、寒かったりして、汗もよくかきます。自律神経を酷使しないためにも、服などで体温調整をこまめにしていきたいです。
・睡眠日誌をつける
就寝・起床時間、目覚めた時の疲労感、前日の飲酒や運動の記録をしていって、自分にとって最高の睡眠を探したいと思います。この本に詳しいやり方が書いてあるので見てみてください。
一言まとめ
「日々の習慣と環境の改善で疲れのない目覚め!」
ということで今回は、梶本修身さんの『寝ても寝ても疲れがとれない人のための スッキリした朝に変わる 睡眠の本』を紹介しました!
わかりやすく書かれているので読みやすく、とても勉強になった一冊です。
興味がある方は読んでみてください。
それではciao!
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