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【感想】日記の魔力 (著:表三郎)

読書メモ

こんにちはFumiko@です。

今回は表三郎さんの『日記の魔力』を紹介します。

この本は日記を習慣化したい人や、日記の書き方を知りたい人におすすめの1冊です!

勉強に効果的な方法があるように、日記にも役に立つ「書き方」や「読み方」というものがあるのだ

日記の魔力


著者の表さん曰く、日記をつける目的は思い出のためではなく、自己管理のため。

そのため、日記に感想を書く必要はなく、その日の行動を具体的に書くことが大事だそうです。

そしてもっと大事なことはそれを読み返すこと。

自分が日々何をしているのかを客観的に把握することで、自分の習慣を見直し人生の主導権を握り、自分は何者なのかを知ることができます。



ちなみに作家の佐々木典士さんは『ぼくたちは習慣で、できている』の中で、この『日記の魔力』を読んでから日記を続けられるようになったと言っています。


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本の紹介

書籍情報

書名:日記の魔力―この習慣が人生を劇的に変える
著者:表三郎
単行本:207ページ
出版社:サンマーク出版
発売日: 2004/8/30

著者について

著者の表三郎さんは1940年生まれ。

経済学者、思想家、元駿台予備学校講師(英語科)。

京都大学におそらく日本でいちばん多くの教え子を合格させてきたカリスマ名物講師。

日記歴30年以上。著書に『答えが見つかるまで考え抜く技術』、『問いの魔力』などがある。

目次

序章 日記のススメ
第1章 あなたの人生を変える「行動日記」
第2章 誰も教えてくれなかった日記の書き方
第3章 潜在力を開花させる日記の読み方
第4章 日記を書きつづけた先に待っているもの
あとがき


日記の魔力を読んで学んだこと

【学んだこと1】日記には書き方がある!

私は間欠的ではありますが小学校高学年くらいから日記をずっと書いています。

その日にあったことや感じたことを徒然なるままに笑。

他の人がどんなことを日記に書いているかなど考えたこともなかったので、日記とは行動記録であるというこの本はとても刺激的でした。


著者の表さんは

・日付
・起床時間と睡眠時間
・1日の行動記録(時系列で)
・着想

を主に書いているそうです。

「起床◯時、睡眠時間◯時間、グレープフルーツとタバコで目を覚ます」から始まり、正確な時間と共に時系列で具体的にその日の行動を書くとのこと。

ここで注意することは

・箇条書きよりは文章で書く(作文の練習になるため)
・感想は書かなくてもよい、上手く書こうとしない
・内省は書かない、マイナスなことは肯定的な具体案を書く
・天気や社会的な事件など、調べたらわかることは書かない


この本では表さん自身の日記のフォーマットは出てこないのが歯痒いところ。

最初からスタイルを決めずに、書きながら自分の好きなように変えていくことをおすすめされています。

【学んだこと2】日記は読み返すために書く!

この本を読み終わった今となっては、何のために今まで日記を書いてきたんだろうと少し悔しい気持ちです。

というのも日記って読み返さないですよね?(私だけ?)

フランス留学に行く際に、実家に置いておくのは嫌だったので、小学校からの日記を全部捨てました。

まぁでも中身は好きな人が~とか学校が~仕事が~と言った青くさい青春日記。笑

パラパラっと見て速攻捨てました笑


しかしこの本で推奨されているのは”読み返すための日記”

・真実の自分を知る
・落ち込んだ時に、自分がやってきたことを見て元気を取り戻す
・うまくいかない時に、うまくいっていた時のパターンを知る


という、積極的に読み返して自分の明日を作っていくための日記。

日記にこんな役割があるとは考えもしませんでした。

ちなみに著者は、10日ごとに読み返して、日記の中から思想に関するものだけを別にまとめて「私の思想史」を作っているそうです。

未来の自分が「ここに書いてあってよかった」と思ってくれるようなことをていねいに、正直に書いていけばいいだけである

日記の魔力


感想は書かなくてもよいということでしたが、気持ちにフォーカスしたい人はそれも書けばいいということだと私は思います。

私はその日のご飯と、体調、読んでいる本、運動メニューを付け加えて書いています。

【学んだこと3】日記をパソコンで書く!

著者は1992年からパソコンで日記をつけているそうです!

パソコンで書くメリットは、手書きよりも早く書けること、日々繰り返し出てくる単語は辞書機能などを使うと便利なこと、またコピーペーストができるので日記から抜粋して「私の思想史」も作りやすいことなど。

私は「日記は断然紙でしょ?!」派でした。

しかし、これを機会に今までの日記のことを考えてみると、デジタル化してもいいんじゃないかと思えてきたのです。

その理由は、

・パソコンで管理した方が人に見られにくい
・旅行の時、日記帳を持ち歩かなくて良い
・よりミニマル、今後の人生でずっと持っていられる


デジタル化するのに結構勇気が要りましたが、MacのPagesで日記を書き始めて1ヶ月が過ぎ、むしろ今は気に入っています。

あとがき

ということで先ほども書きましたが、MacのPagesで日記を書き始めて1ヶ月が経ちました。

なぜPagesにしたかというと、アプリケーションはサポート終了する可能性もあるので、なるべく汎用性があってシンプルなものを使いたかったのです。

ちなみにiCloudで共有もできるので、スマホからも書けて便利です。

今は、

20221029土
朝:雑炊
昼:パン、目玉焼き、サラダ、みかん
夜:カレーライス

本:砂の惑星、日記の魔力
運動:クランチ30回、ツイクラ各20回、ヒップ各40回
体調:口の中に出来物、ビオチンサプリ

7h10起床。瞑想をしてモーニングページを書く。8h雑炊準備、日記の魔力を読もうと思ってたけど、表三郎の『答えが見つかるまで考え抜く技術』が気になってamazonレビューを見て過ごす…

こんな感じで書いています。

まだ試行錯誤の段階で、ここからどんなことが取り出せるのか、もっと良くするためにはどうすればいいのか、ワクワクしながら続けているところです!


日記を書いてきた人も、書きたい人も、ぜひこの機会に日記の魔力を読んで、日記の在り方について考えてみてくださいね^^

一言まとめ
「日記は過去のためではなく、未来のために書く」


ということで今回は表三郎さんの『日記の魔力』を紹介しました!

それではCiao!

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