こんにちはFumiko@です。
今回は森田敦子さんの『潤うからだ』を紹介します。
この本は女性のデリケートゾーンのケアや、その大切さについて知りたい人におすすめの1冊です!
みなさんのなかには、「膣まわりのケアが、なぜ健康のためになるの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
潤うからだ
・・・
それは、膣、尿道、肛門などそれぞれの部位が粘膜に覆われていて、「粘液」を出す大事な場所だからです。
著者の森田さんは、良質な膣とは潤った膣だと定義し、この粘膜で覆われている膣の粘液力こそが重要だといいます。
粘液力の低下が免疫力の低下、老化につながるというのです。
粘液は細菌やウイルスの侵入を防ぐとともに、異物を体外に排出するという働きを持っています。
これが粘液力が下がると免疫力が低下する仕組みです。
また私たちの膣は加齢とともに、潤いや弾力が減少し血行が悪くなります。
すると膣壁が薄くなり粘液力が低下し乾燥します。その結果、むくみや冷え性、生理痛や肌・髪のハリがなくなり老化を加速させることになるのです。
この本は膣のケアについて、主に以下の4点を理解することができます。
- 清潔にする
- 保湿する
- 筋力をつける
- アンダーヘアのケア
普段あまり話さない内容だからこそ膣について考えるきっかけになる一冊です。
ページ数も多くないので、著者の森田さんと女子トークをするかのようにサクサク読み進められるのもいいかと思います。
本の紹介
書籍情報
書名:潤うからだ
著者:森田敦子
単行本:167ページ
出版社:ワニブックス
発売日:2017/6/26
著者について
著者の森田敦子さんは日本での植物療法の第一人者。サンルイ・インターナショナル代表。
ダストアレルギー気管支喘息の発病をきっかけに、植物療法に出会う。
フランス国立パリ13大学で植物薬理学を学び、帰国後に会社設立。
主な著書に『自然ぐすり』などがある。
目次
1 膣まわりのこと
2 性のこと
3 ケアのこと
4 介護と未来のこと
『潤うからだ』を読んで学んだこと
【学んだこと1】ボディーソープで膣を洗うのは、石鹸で目を洗うのと同じ!
私は元々、何もつけないでデリケートゾーンを洗っていました。
渡仏した時、フランスにはそれ専用のソープがあるということを知りましたが「ほえ~」くらいにしか思わず。
持論ですが、膣は弱酸性だと思うので自浄作用があると思うのです。
しかし最近、生理の時のムレで痒みがあったりして、やっぱり石鹸で洗った方がいいのかなと思い、普段使っているbioの固形石鹸で洗っていました。
この本読んでびっくり、ボディーソープで膣を洗うのは、石鹸で目を洗うのと同じとは!
それは過酷すぎる。私の膣よ、ごめんなさい!笑
その後、速攻でデリケートゾーン用のソープを買いました。石鹸・界面活性剤不使用のPH中性のソープです。
【学んだこと2】膣周りのオイルマッサージ
この本を読むまでは膣周りに何か塗るなんて考えたこともなかったのです。
いやーなんか、効果があるとかないとかは別にしても目から鱗でした。
今は家にあるスイートアーモンドオイルを時々塗っています。しっとりしていい感じです。
オイルマッサージの他にも、出産後にはよもぎの湿布や、ラベンダー精油で作る湿布を膣にあてるといいそうです。
【学んだこと3】アンダーヘアの問題
これも改めて考えるきっかけになりました。
私はフランスに来てバタバタしてるっていうのを言い訳にずーっと自己処理でなんとかしてきたんですが、これを機会に脱毛してしまおう!と決意しました。
あとがき
この本は2017年に書かれたもので、医学的な根拠や説明は少ないとは思います。
しかし、普段あまり考えることのない膣のケアについて一石を投じるものなのではないでしょうか!
実際、この本を読んで周りの友達はどうしてるのか気になって聞いてみたりしました。
自分でもどういったケアが必要なのか、調べたり実践したりしていこうと思います。
とてもいいきっかけをくれたこの『潤うからだ』、膣のこと考えたことなかった!という人にはすごくおすすめです!
一言まとめ
「顔のケアと同じくらい膣のケアも考えるべし」
ということで今回は森田敦子さんの『潤うからだ』を紹介しました!
それではCiao!
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