こんにちはFumiko@です。
今回はハイディ・グラント・ハルバーソンさん著のやる気が上がる8つのスイッチを紹介します。
本の紹介
著者のハイディ・グラント・ハルバーソンさんは社会心理学者で、コロンビア大学モチベーション・サイエンス・センター副所長をされています。
モチベーションと目標達成の分野の第一人者で、メンタリストのDaiGoさんもこの本ともう一つの著書「やり抜く人の9つの習慣」をyoutubeでおすすめされていました。
やる気スイッチ君のはどこにあるんだろ~♪(昔のテレビCMの歌、わかる人がいたら嬉しい!笑)
この本のタイトルにもある「やる気のスイッチ」と聞くとすぐに切り替えられるようなイメージが浮かびますが、
私はこの本を読んで、どちらかと言うと自分のタイプにあった物事の考え方・進め方をすることで気持ちよく物事が進み、
やる気に結びつく方法といった印象を受けました。
私たちは3つの軸(マインドセット、フォーカス、自信)によって8つのタイプに分けられ、それぞれのタイプにあったやる気の出る方法があると著者は言います。
要約
軸① 2つのマインドセット
マインドセット(考え方や考えの傾向)は証明マインドセットと成長マインドセットがある。
証明マインドセット 「すごい人と思われたい」
人に自分の能力を見せようと頑張っている人。他人と比べる、ミスが怖い、不安なので挑戦したがらないなどの特徴。
成長マインドセット 「すごい人になりたい」
スキルや能力を高めたいと思っている。成長・向上に意欲があり困難なものにも挑戦できる。
軸② やる気のフォーカス
獲得フォーカス
やる気とは情熱、目標に突き進むもの。達成や獲得にフォーカスする。
多くのことに手を出しがち。動機づけは【称賛を得ること】。
回避フォーカス
やる気は自衛的なもの。リスクを避ける、責任を全うすることにフォーカスする。
最後までやり抜く力がある。動機づけは【批判を避けること】。
やる気のフォーカスはどちらがいいという事ではなく、どちらも成功するには必要な要素。
軸③ 自信の有無
自信は目標達成のための必須要素。自己効力感とも言う。
抽象的に自分はできると考えるようなポジティブ・シンキングではなく、目標を達成する上で問題点をしっかり考え、自分にはそれを乗り越えられる力があると思うことをここでの自信と言う。
8タイプ
これら3つの軸から以下の8つのタイプに分けられる。
ここでは各タイプの説明や対処法は省くが全てのタイプに共通する対処法は以下の4点。
- 証明マインドセットを成長マインドセットにする
- スキルを身につける
- 自信をつける
- それぞれのやる気フォーカスの力を発揮する場を作る
特に証明マインドセットの人は成長マインドセットにすることが何よりも大切。
感想・今後どうするか
私は完全にタイプ5のやる気の空回りさんでした!
遂行能力は低いですが学びたいと言う意欲はあります。
能力が現時点でないので自信がないけど、OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)で体験しながら成長するといいそうです。
長期の目標に向かってたらたらやるのは苦手なので、目標を細分化して進んでる感を感じながら成功体験を積んでいこうと思います^^
やる気のフォーカスは自分だけでなく、周りの人がどのタイプか把握することでコミュニケーションが円滑になりそうです。
現に私は獲得フォースでいけいけどんどんに対して、夫は回避フォーカスなのでとっても慎重です。
夫が回避フォーカスだと言うことを念頭におけば、なぜ夫が私の意見に消極的なのか、心配性すぎやしないか等、意見が別れることがあってもそれぞれの良さを理解して話し合うことが出来そうです!
一言まとめ
成長マインドセットにして自信をつけ、各フォーカスの元で力を発揮しよう
今回の一言まとめは20字にまとまりませんでした笑!
この本はページ数はそんなに多くなく読みやすいですが、中身はとっても濃くて勉強になりました!
ぜひご自身のタイプを確かめてみてください。それではciao!
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