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[フランス]南京虫にご注意!

フランスの暮らし
Free-PhotosによるPixabayからの画像

みなさんこんにちは^^

今フランスでは南京虫(punaise de lit)が流行っているのを知っていますか?

我が家もちゃっかり流行りにのって被害が出ました^^;

被害者の夫(筋肉はわざと)

私は無傷、夫だけ腕や腰やお尻を噛まれました。

どうやら最悪な状況らしくブーブー言っている夫(笑)、私は見たことも聞いたこともなかったので、撲滅作戦もかねて調べてみました。

気持ち悪いので虫の写真は載せません!

フランスで南京虫流行中!

Ces parasites nous dérangent, nous démangent et nous font mal : plus de 70 000 consultations chez le médecin en un an sont liées aux punaises de lit. C’est ce qu’estime une étude dévoilée lundi par le ministère de la Santé.

Le Parisien

この虫は私たちを悩ませ、かゆみをもたらし苦しませる。厚生省は月曜日(2020/7/27)に、1年間に推定70000万件以上の南京虫に関する病院での診察があった、と発表した。

フランス国内でも特に南東部のAuvergne – Rhône-Alpes、Provence-Alpes-Côte d’Azur、北東部のGrand-Estが多いようです。

南京虫とは

トコジラミの別名。フランス語でpunaise de lit。英語でbedbug。家屋内にすみ、人から吸血する。

体長:大人は5~7mm楕円形で茶色で平らなレンズ豆のよう、血を吸うとりんごの種のように膨らむ。

幼虫は1~2mm半透明な薄茶色。

卵は1mm程度でベージュ、小さな米粒。

寿命:5~6ヶ月だが休眠状態になると何もせずに1年以上生きられることができる(やめてほしい!)

夜になると人間の吐く二酸化炭素と、体の熱を察知してやってくる。

どこにいるのか?

光を避け暗い場所に生息。ベッドのマットレスやヘッドボードの周り、ソファー、カーペット、壁・床の亀裂の中、コンセントの中、壁掛けの絵画の裏など。

人体には寄生しない。

どこから来るのか?

ホテル(どんなにいいホテルでも可能性は0ではない)や病院、刑務所、電車の座席などから連れてきてしまう。

旅行中にホテルにいた南京虫がスーツケースに入ってしまい、そのまま連れて帰ったり、蚤の市などで購入した中古の本や家具などについていることも。

またはご近所さんが既に持っていて、そこから来るケースもあり。

噛まれたらどうなる?

冒頭の写真のように、蚊に刺されたような赤い点が4〜5個列になる。

一般的には体が露出された場所を噛まれるらしいが夫はパンツの下のお尻も噛まれた。笑

夫は病院で飲み薬をもらい、かゆみは治ったようです。

対処法

ベッドのシーツに黒い小さなシミがあったら、それは奴らの排出物です。

我が家はベッドの夫側に小さな点々がいくつかありました!

なのでこのような証拠から南京虫を探して掃除機で吸う。問題の箇所全体を掃除機で掃除する。

掃除した後は掃除機の紙パックを放置せずに袋に入れて捨てる。

120℃の高温でスチーム洗浄する。

ベッドリネンを60℃以上で洗濯する。

寄生されたマットレスやソファー、家具は捨てることもある。

我が家がやったこと

我が家は薬局で殺虫・防虫の煙が出るバルサンみたいなやつを買ってやりました。

色んなサイトでこういった煙の製品は意味ないと言われているのでやる時はご自身の責任で行ってください!

まず全部のシーツやカバーを剥がして、壁と床の間やコンセントなど掃除機をかけて煙をし(無人で2時間放置)、

その後洗える物は袋にいったん詰めて、その他全ての物に掃除機をかけ、地道にコツコツ全てを60℃で洗濯しました。

南京虫自体は発見できず、抜け殻が掛け布団で見つかったので速攻捨てました!

殺虫・防虫のくん煙剤(amazonリンク)

こちらのフランス国土結束・地方自治体関係省の記事も参考にしてください!
https://www.cohesion-territoires.gouv.fr/punaises-de-lit



さてさて、我が家は南京虫を無事撲滅できたんでしょうか?

もしこの記事が連載されなければ成功したんだと思ってください笑

皆さんくれぐれも南京虫にはご注意を!ciao!

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