今年からシーズン2が始まった人気アニメ「薬屋のひとりごと」。
私の夫はアニメ第1話から楽しんでいます。
私はいつも何かしながら観たり観なかったりしたんですが最近「ん?なんかおもしろそうだぞ?」と真剣に観るようになりました。
もう今からアニメのシーズン1を見るのは面倒くさいし、小説を読んで今のアニメに追いつこう!と思いこの本を読みました。
あらすじ:
城下の花街(遊郭)で薬屋をしていた猫猫(マオマオ)ですが人さらいに遭い、後宮の下女として売り飛ばされてしまいます。
しかしその薬物の知識の深さを買われ、天皇の妃の一人、玉葉妃の毒味役として働くことに。
後宮で次々と起こる事件や不可解な謎を解決していく物語。
この物語のいいところは、さっぱりした性格の猫猫が歯に衣着せずサバサバと問題を解決していくところだと思います。
さらに宦官という猫猫より上の立場の壬氏(ジンシ)さま。
天女系のすこぶるイケメンで、どうやら猫猫を気に入っている様子。
名探偵コナンの要素に加え、少女漫画特有の意地悪イケメンがなんでいつも私にちょっかいかけてくるの?!的な話が面白いです。
以下、ネタバレあり
私が面白いと思った点。
まず猫猫がわざと不細工になるように簡易なタトゥーと化粧でそばかすを作っていたこと。
確かに物騒な世の中では美しいということはかえって危険なのかもしれないなぁーと改めて思いました。
これは今の日本でも、また私が住んでいるフランスでも言えることです。
美しいということは有利に働くことが多いのも確かですが、やっかみや嫉妬、通り魔や人さらいなど、それに対するリスクも考えたほうがいいよなぁと。
あとは蜂蜜の話も面白かったです。
阿多(アードウオ)妃は男児を出産したけどその子は亡くなってしまう。
でも実は阿多妃の男児は旧皇后の息子(現帝の弟)と入れ替わっていた!亡くなったのは皇后の息子。
ということは現在の帝の弟とはすなわち帝の子供ということになりますね!!
これはスキャンダルでは?!という所までで第1巻は終わっています。
一旦、後宮を離れてしまう猫猫でしたが壬氏が妓楼に迎えに来て、後宮に戻ることになり無事一件落着。
壬氏は猫猫のこと好きすぎて困っちゃうね!というところでしょうか。
さて、私はこの本をKindle Unlimitedで読んだんですが、2025年3月地点では4巻までKindle Unlimitedにあったんですが現在2025年4月は全て解除されてしまいました。ショック!
続きが読みたいんですがなるべく無料で読みたいので続きは『小説家になろう!』のサイトで読もうと思います。アニメも観つつ。
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