身長って勝手に伸びて勝手に伸び終わると思っていませんでしたか?
実は身長は努力次第で主体的に伸ばすことができるんです!(子供に限る)
私は完全に大人で、身長をもっと伸ばしたいとも思っていませんが、この本のタイトルに惹かれて読んでみました。
著者はご自身のクリニックで医療的なアプローチによって身長を伸ばす治療を行っています。
その”身長を伸ばす専門医”が解説する身長の伸ばし方。
身長が伸びないと悩んでいるお子さんや、そんなお子さんをお持ちの親御さんにおすすめの一冊です!
小学校高学年くらいのお子さんなら自分で読み進められるくらいわかりやすく書かれています。
ズバリ身長が伸びる時期というのは第二次性徴期、つまり思春期だそうです。
思春期にググッと成長して体が大人に近づく頃には身長の伸びも止まるそう。
そして身長が伸びるということはすなわち、骨の端が伸びるということ。
身長を伸ばすということは骨を成長させるということなんですね。
そして身長を伸ばすのに大切なポイントは2つ。
1. 成長ホルモンが十分に分泌されること
2. 骨に必要な栄養が十分に供給されること
この二つのポイントを押さえるためには食事・睡眠・運動がとても重要な要素になってきます。
食事・睡眠・運動・・・まあ、やっぱりなっていう感じです笑
でもこれらをちゃんと気にかけて毎日過ごすか、何も気にしないで好き勝手に過ごすかで違いは出てくると思います。
食事で重要なのは、タンパク質、鉄、亜鉛、ビタミンD、そしてカルシウム。
タンパク質は骨を成長させ、カルシウムは骨密度をアップさせます。
鉄、亜鉛、ビタミンDは骨やカルシウムの代謝に関わるそうです。
睡眠は例えば小学生くらいの6歳~13歳だと9時間~11時間の睡眠が必要らしいです。
私が小学生の時は、睡眠が足りていなかったことが発覚しました笑
そしてたまに聞くことですが睡眠の最初の90分は成長ホルモンの分泌が活発なので絶対にお子さんを起こしてはいけないとのことです。
そして運動。
なぜ運動が必要かと言うと、成長ホルモンの分泌が促される、栄養吸収がアップする、睡眠の質がアップするからです。
筋肉を破壊するような高強度な筋トレよりも、中程度の適度な運動がいいようです。
筋肉を破壊してしまうとせっかく摂った栄養が筋肉の補修に行ってしまい、骨に届かないから。
小さい頃から運動しすぎると背が伸びないってよく言うので納得です!
本書は、遺伝的に身長が伸びるのはあまり期待できない場合でも、希望が持てる内容になっています!
今回はサラッと紹介しただけなのでぜひ本書を手に取って読んでみてくださいね⭐︎
一言まとめ
「食事・睡眠・運動で骨を伸ばす!」
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