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【フランス】魚介類の名前と読み方、味、食べかた

フランスの食べもの

こんにちはFumiko@です!

フランスで色んな魚介類を食べてみたいけど、よくわからない名前ばかり!

それで結局、saumon(サケ)かcabillau(タラ)ばかり食べていませんか?

フランスに来たばかりの頃の私はそうでした!笑

この記事では、フランスの魚介類の名前と読み方、そしてFumiko@が試しに簡単な塩焼きなどにして食べてみた感想をどんどん載せていきたいと思います。

最終的にはフランスの魚介類辞典のようになればいいなと思っております!

それでは行ってみましょう〜!

bar (バー)

南仏ではloup(ルー)とも呼ばれるらしいbarスズキ。旬は4月〜8月。

魚屋さんでfiletにおろしてもらい、フライパンで10-15分くらい皮面を下にして塩焼き。

ちなみに我が家では、日本で見つけた焼き魚用のフライパン用ホイルシートを愛用してます。前はクッキングシートを使っていたんですが、ホイルシートの方がくっつくにくいです。

片付けが簡単なホイルシート!

淡白な白身魚ですが、身が締まっていて独特の風味があって美味しいです。

皮をカリカリに焼くことで香ばしさもプラスされ、ただの塩焼きでも絶品。[2023.02.06]

ちなみに今度試したいOvniのレシピはこれ!

活きのいいスズキは、タルタルで - OVNI| オヴニー・パリの新聞
しばらく異国料理を書いてきたけれど、作ってもらえたかな? トルコ料理や南欧の料理にも触れたいところだが、これは近々に、ということにして、このへんでフランス料理に戻ります。 初夏らしいアントレとして、ス...



encornet (オンコルネ)

calmar(カルマー)がヤリイカのことなんですが、どうやらフランスのノルマンディー地方ではヤリイカのことをencornet(オンコルネ)と呼ぶそう。

とは言えど、パリでも普通にencornetが使われています。旬は9月〜12月


今回は小さいサイズのものを買ってきました。旬じゃない4月で値段は14,8€/kgでした。
私がよく見るイタリアンのyoutubeチャンネルを参考に!

ジャジャーン!イカが柔らかくて味が濃くて美味しかったです!

moule (ムール)

みなさんご存知のムール貝。通年出回っていますが、旬は5月〜2月

大体1,4〜2kgで生きたまま売られています。2人分としては少し多め(3〜4人分くらい)。

少しだけ必要な方は魚屋さんで買った方が良いです。

フランスのムール貝には生産方法の違いで大まかに分けて2種類があります。

Les moules de bouchot
主に大西洋とイギリス海峡で行われる伝統的な生産方法。
海に立てられた木製の杭に稚貝を付着させて養殖する。
潮の満ち引きによって空気にさらされるので、耐久性のあるムール貝ができる。
クルーミーで黄橙色の身が特徴。
旬は7月〜2月。

Les moules de cordes
外洋で吊り下げられたロープで養殖する方法。
常に海中にいるので絶えず餌を食べることができる。
les moules de bouchotよりサイズが大きく肉色も濃いが、殻は壊れやすい。
旬は5月〜8月。

超簡単!ムールの酒蒸し
材料:
ムール貝 1,4〜2kg
玉ねぎ 半分くらいみじん切り
ニンニク 1〜2かけみじん切り
白ワイン コップ半分〜1杯くらい
パセリやciboulette,パクチーなどのハーブ みじん切り(お好みで)

作り方:
1. 買ってきたムール貝を適当に洗う。すでに洗浄されているのでそんなに頑張らなくてOK
貝に挟まっている海藻を引っ張って取り除く(下の写真参照)、水気をよく切る。

2. 鍋にオリーブオイルを引いて玉ねぎとニンニクを強め中火で炒める。

3. 玉ねぎが透明になって、ニンニクの香りが立ってきたらムール貝を入れて混ぜて白ワインを入れて蓋をする(強めの中火か強火)。

4. おおよそ5分くらいしたら蓋を開けて、ムール貝が全て開いていたらお好みのハーブを入れて混ぜて完成!

このモジャモジャは取り除く!


ムール貝はスーパーで大体5〜7€ くらい。調理も簡単なのでおすすめです。

残ったムール貝とスープは翌日にパスタやリゾットにしても美味しいです!!


salicorne (サリコルヌ)

salicorneは海藻みたいですが多肉質の植物で、日本語ではシーアスパラガス、アツケシソウと言います。

フランスではブルターニュや大西洋沿岸など塩分の豊富な土壌で生育します。なんと日本では絶滅危惧種に指定されているため、天然のものは収穫できないそうです!

旬は5月中旬〜8月末ですが、生食用に出回っている他にも、すでに調理されて瓶詰めになっているものもあります。


生のsalicorneは魚屋さんで見つけることができます。

買ってきたsalicorne. 1,5€/100gでした。

塩味が強いので、生のsalicorneは塩抜きが必要です。

軽く水洗いした後、沸騰したお湯で5分ほど茹でて塩抜きをします。

茹でること5分くらい

お湯を捨てて、水で軽く洗い流し、中の芯を取り除けば(詳しくは下記のレシピ参照)下準備は完了!

ここからサラダや、バターでソテー、パスタなどに入れて楽しむことができます!

肝心の味は、まず塩味!そしてミネラルのような味とでも言いましょうか、私は好きです。食感も柔らかいけどシャキシャキしていて面白いです。

salicorneのサラダのレシピもよかったら参考にしてみてください。



saumonette de roussette (ソモネット ドゥ ルセット)

ハナカケトラザメという小さなサメ。旬は1月〜3月。

魚屋さんではすでに皮を剥がされた状態で売ってました。調理前のピンク色の身が既に美味しそう笑

2人分500gを購入して、フライパンで塩焼き。(下準備で酒を振って塩をまぶす。中火で片面を5分くらい焼いて、ひっくり返して蓋をして蒸し焼き。合計10~15分くらい)

味は、魚臭くなくて淡白な味わい。食感はふわふわ。

cabillau(タラ)よりも味がぎゅっと濃くて、lotte(カワメンタイ)よりも身が引き締まっている感じ。

塩焼きは繊細な味を感じることができて、すごくおいしかったのですが、淡白な味なので最後の方は飽きます笑。

なので家にあった梅ソースをかけました。醤油でもいいと思います。[2023.01.18]

Ovniのこのレシピもいつか試したい!

フランス人は小ザメを使った料理が大好きだ。 - OVNI| オヴニー・パリの新聞
Roussette a la marseillaise 魚屋に、頭なしで皮をはがれピンク色の身をさらした魚…〈saumonette〉あるいは〈roussette〉と書いてあるけれど、なんだろう? じつ...



tarama (タラマ)

taramaとは、たらこの燻製(œufs de cabillaud fumés)とオリーブオイル、レモン汁などを合わせたギリシア料理のペーストです。

たらこや明太子が売っていないフランスでは日本人の強い味方!

日本のたらこと比べると、塩味もマイルドでクリームが入っているのでとても滑らかです。

たらこと全く同じものではないですが、試してみる価値は大いにあると思います!

よくスーパーで見るのはBliniというメーカのtarama。

原材料をよく見てみたらœufs de cabillard fumésが26%しか入ってない!

1/4しかたらこじゃないなんて悲しすぎると思い、後日他のものを買ってみました。

こちらも同じくBliniというメーカのtaramaですが、少し高級感があります。

値段はほんの少し高かったですが、たらこ34%と含有量が増えており、色味もよりナチュラルな感じ。

肝心の味は、こちらの方がよりまろやかで優しいたらこの味がしました。多分これからはこっちを買うと思います。

皆さんのよく行くスーパーでもっとたらこが入っているtaramaを見つけたらぜひ教えてくださいね^^

食べ方としては、パンにつけたり野菜をディップしてもいいですが、やっぱりたらこパスタ改めtaramaパスタがおすすめです!

パスタ茹でるだけ!ズボラtaramaパスタ!

材料(一人分):
パスタ
tarama 大さじ2 (お好みの量でOK)
2倍濃縮めんつゆ 大さじ1,5
オリーブオイル 大さじ1
塩 適量

作り方:
1. パスタを茹でる。
2. 皿にtarama、めんつゆ、オリーブオイル、塩を入れる。
3. 茹で上がったパスタを皿に入れて混ぜる。
完成!

海苔があればよりいい感じの見た目になります。

純和風のたらこスパというより、たらこクリームスパに近いです。

辛くしたい人はharissaを入れると○。明太子とは違いますが、味変できます!

ということで、これからどんどん魚を増やしていくのでお楽しみに!

それではCiao!

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