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【パリ市内】-2023-地下鉄(メトロ)、バス、RERの切符の種類と買い方

フランスの暮らし

こんにちはFumiko@です!

2021年10月に、パリの紙の切符がなくなるー?!というこの記事を書きました。

色んな方に見ていただいて、少しでもお役に立てて、本当に嬉しいです。

もうこれで一安心〜♪と思っていたら、2023年1月1日よりパリ近郊の公共交通機関の運賃が値上げされました。

ということで今一度、どの切符を買えばいいのか、どんな種類があるのか、調べてみましたので参考にしてください^^

パリ近郊のメトロ、バス、RERに乗るための切符や、Navigo(パス)を解説します。フランス在住の方、観光客の方、ともに役立つ記事となっております!

紙の切符廃止?!

2021年10月14日より紙の切符10枚綴りは段階的に廃止になります。参照

環境問題に配してとのこと。でも1枚売りは購入可能で、まだ使うことができます。


2021年10月14日から:主要な100駅での販売終了
2022年1月:追加の200の駅で販売終了
2022年3月:残りの駅でも販売終了

切符の種類と買い方

紙の切符 Ticket t+

慣れ親しんだ紙のチケット。1枚なら買えます。環境問題の観点でいくといずれ無くなるのかもしれませんが、とりあえずまだ大丈夫。

値段:2,10€
公共交通機関:地下鉄、RER、バス、トラム
買える場所:地下鉄、RER、トラムの駅の券売機
対象:フランス在住者、旅行者


改札を通って1時間半以内であれば、パリ市内の地下鉄ー地下鉄、RERーRER、地下鉄ーRER、バスートラム間の乗り換えができます。

このチケット、スマホやマグネットなどの磁気で使えなくなることがよくあります。お気をつけて!

改札通れなくても、駅員さんに言えば新しいチケットと替えてもらえます。

1日乗り放題 Mobilis

旅行者の方におすすめの1日の乗り放題券。

値段:ゾーン1-2で8,45€ (下表を参照)
公共交通機関:地下鉄、RER、バス、トラム
買える場所:地下鉄、RER、トラムの駅の券売機
対象:フランス在住者、旅行者

使いたいゾーンによって料金が変わるのでご注意!

切符を買ったら、使用期間(Valable le…)と名字(Nom)、名前(Prénom)を書き込んで使います。

1〜5日間乗り放題 Paris Visite

乗り放題期間を1,2,3,5日間、ゾーンを1-3か1-5で選べる柔軟性のあるチケット。

値段:期間、ゾーンによって異なる (下表を参照)
公共交通機関:地下鉄、RER、バス、トラム
買える場所:地下鉄、RER、トラムの駅の券売機
対象:フランス在住者、旅行者

切符に名字(Nom)、名前(Prénom)を書き込んで使います。

バス車内で買う Ticket d’accès à bord

バスの入口で運転手さんから直接買う紙の切符。少し割高!

値段:2,50€
公共交通機関:バス
買える場所:バスの運転手さん
対象:フランス在住者、旅行者

バスのみ有効で、乗り換え不可。

バスに乗ってしまったけど、切符がない!という時は、この紙の切符か、次のSMSの切符。

バス車内で買う Ticket d’accès à bord par SMS

スマホのSMSで93100宛に、乗っているバスの名前(BUS63, BUS24など)を書いて送ります。
複数の人数分を1人がまとめて支払う場合は、人数分のSMSを送ればOK。

翌月、スマホ料金とともに携帯会社へ2,5€払うことになります。

このメッセージ画面を運転手に見せるか、見せなくても後で切符検査があったときに見せます。

値段:2,50€ (別途SMSの送信料がかかります)
公共交通機関:バス
買える場所:どこでも(メッセージを送ってから1時間有効)
対象:フランス在住者


簡単でいいとは思うんですが、個人的には少し高いし、乗り換えできないので緊急用ってとこでしょうか。

切符を買うのにSMSの送信料がかかるので旅行者にはおすすめしません。

チャージ型パス Navigo easy (ナヴィゴ イージー)

値段:1枚2,10€、10枚16,9€ (初回はカード代2€)
公共交通機関:地下鉄、RER、バス、トラム
買える場所:カードは駅の窓口、チャージは券売機かスマホアプリ
対象:フランス在住者、旅行者

まずは窓口でカードを買いましょう。この時にチャージもしてもらえます。
10枚チャージすると少しお得で、カード代を含め初回は18,9€払います。

乗り換えは地下鉄ー地下鉄、RERーRER、地下鉄ーRERで有効。

Navigo easyは他にも1日乗車券や空港までのバス(オルリーバス・ロワシーバス)もチャージできます。

顔写真や記名の必要がなく、友達や家族とも使い回すことができ、10年間有効なので、旅行者にもおすすめのパスです。

ちなみにNavigo easyはスマホアプリから簡単にチャージすることができます!


スマホアプリで買って使う

現在iPhoneでは対応していませんが、Androidでは買えるそうです。

無料アプリ Île-de-France Mobilités(交通機関のアプリ)をダウンロードして、アプリ内で買います。

駅の改札にスマホをかざして通ります。

値段:1枚2,10€、10枚16,9€
公共交通機関:地下鉄、RER、バス、トラム
買える場所:スマホアプリ Île-de-France Mobilités (Android)
対象:フランス在住者、旅行者

私はiPhoneユーザーなので、あくまでもウェブ上の情報です、ごめんなさい!
Androidの方は試してみてください。

後払い式 Navigo Liberté +

Pass Navigoを持っている方はNavigo Liberté +というサービスも使えます。

フランス在住者のみですが、銀行口座を登録して乗った分だけ翌月に引き落としされる仕組みです。

パスを持っていなくても7,60€追加で払うことで登録可能、パスは郵送か主要な駅で受け取りができます。

値段:1回1,69€(パリ市内)
公共交通機関:地下鉄、RER、バス、トラム
買える場所:オンラインで申し込み (チケット代は銀行引き落とし)
対象:フランス在住者

パリ市内を1日にたくさん移動しても最大8,45€しか請求されないのは良い点。ただ落としてしまうと誰かに悪用される可能性も。

【パリ市内】-2023-定期券Navigo(ナヴィゴ)の種類と選び方

観光目的の方や、パリ在住の方へパリの定期乗車券Navigo(ナヴィゴ)について解説します。Navigoはイル=ド=フランス内のメトロ、RER、バス、トラムウェイで使用可能で、10回分の乗車券や1日乗車券、1週間乗車券、1ヶ月乗車券、1年乗車券などがあります。




私は以前まで1年間の定期を使っていたのですが、フリーランスで在宅勤務になったので解約。
今回、パス自体は持っているのでこのLiberté +を申し込みたかったんですが、なんとパスを停止して1年経つと契約自体が切れてしまうそうで、パスも使えなくなりました!(9章参照)
ということでNavigo easyデビューしたのでした!


この記事がお役に立てれば幸いです。
それではciao!

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