同窓会で、知らない人だらけのパーティーで、友達の中で、この世界の中で、「自分の居場所がない」と感じる人は少なくないと思います。
自分の居場所がないと感じてしまうとき、孤独や劣等感を感じたり、溶け込んでいる風に振る舞い、後で疲れてしまうということがありますよね。
この本はそういった居場所のなさをどう解決していけばいいのか、丁寧で優しい口調でわかりやすく解説されています。
私はこの本を読んで、居場所のなさを解決するには『自分や相手をありのままに受け入れること』が大切だと学びました。
自分をありのままに受け入れること。すなわち『自己受容』。
“自己受容とはありのままの自分を否定することなく「自分」として感じること。”
例えば、私以外みんなフランス人のパーティーで、人が何を話してるのかあまり理解できないとき。
なんで私はこの場にいるんだろう。フランス語がうまく話せない私はダメだ。話を聞いている風にして笑わなきゃ!と思ってしまい余計悲しくなってしまう時があります。
そんな時は、「大丈夫、今の私のフランス語力で理解できるところだけ理解すればいい。」と自分を一旦安心させるイメージでしょうか。
では相手をありのままに受け入れるとはどういうことでしょう。
この本を読んですごく勉強になったポイントでもあるのですが、自分の居場所を得たければ、人に居場所を与えようというのです。
人に居場所を与えるということは、相手を自分勝手にジャッジして、嫌いだとか、この人はこういう人だという決めつけを手放すこと。
また相手の話をジャッジせずに聞くこと。
反対の立場で考えてみればわかりますが、
相手が自分の話を、ふんふん、そうなんだぁ~と聞いてくれたとき、なんだかホッとしますよね。
ろくに私の話を聞かずに説教やアドバイスをされたら嫌な感じがします。
相手を自分勝手にジャッジせずにありのままを受け入れる。そうすると相手も自分を受け入れてくれる。
すごく優しい世界だと感じました。
そしてもう一つ、この本で目から鱗が落ちたこと。
それは「怒っている人は、困っている人」。
私の夫は怒りっぽくて(私の勝手なジャッジです笑)、いつも明るくほがらかでいたいと思っている私にはすごくストレスでした。
でもこの「怒っている人は、困っている人」という考えをインストールしてから夫を見てみると、確かに彼は困っている!!
困っている時の表現が怒るになっているだけだったのです。
この言葉でだいぶストレスが軽減されて彼のプンプンにも対応できるようになりました。
反対に自分が怒っている時も、自分が困っていることが大半なのです。
怒るという受け入れ難い感情が消化できるようなり、とても助かっています。
自分の居場所が感じられないという人や、対人関係があまり上手くいかないという人におすすめの本です。
一言まとめ
「自分や相手をありのままに受け入れること」
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